現在、改修作業中の河原町秘密基地。
これまで佐藤隊長が一人で作業を進めて来られましたが、いよいよ古畳の搬出など大人数での作業が必要になったので、昨日は有志でその作業を行いました。
手袋と防塵マスクを装着して、格好は普通ながらも気分はガテン系。
古い木材を運んだり、古い畳を運んだり、細かいゴミを袋に入れたり、掃除したり…と、黙々と作業を進め、1日でだいぶ片付ききれいになりました。
おそらく、建物が建ってから60年近くが経過していて、住む人を変えながらも河原町繊維問屋街のひとつとして存在してきたその建造物からは、使われている資材や大工さんの技法、間取りや残っていた過去の品々を見ても、時代の流れや経過を感じる事ができて、とても貴重な時間でした。
現代が、いかに豊かで、高価なものに満ち溢れ、そして窮屈であるか。
今の日本がなにか大事なものを見失っているようにも思えましたが、一方でいかに人々が努力し発展してきたか?も実感しました。
さて、河原町秘密基地は引き続き改修作業が行われます。そうやって手をかけながら生まれ変わるその場所が、楽しみで仕方ないのはきっと私だけでなく、みんなが笑顔になるような空間になって欲しいと心から願ってやまないのです。
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