2015年1月22日木曜日

トレス台を使ってみた

アトリエにトレス台がやってきました。

トレス台とは、主に漫画やアニメ制作の現場で用いられる道具。台のスイッチをONすると、台が点灯するしくみ。その上に重ねた紙を乗せると、下から紙に光を当てる形になって、下の紙に描いた線が上の紙に光によって映し出されます。
漫画制作においては、スクリーントーンを貼る作業に使用したりするそうですが、私はイラスト制作のため、単純に下の紙に描いた線を上の紙に写すために使います。

描いた絵をまたゼロから同じように描きたいと思っても、手グセだったり筆圧だったり、その時の心理状態だったりに左右されて、全く同じ絵を描くことはほぼ不可能。(個人の感想です)
そんな時、トレス台を使って絵を描いた紙の上に白紙を置いて、写し取ればほぼ同じ絵を別の紙に描くことができます。ここで注意が必要なのは、コピーではないので、単に写し取れるってだけで100%同じ絵が描けるわけではないということ。当然ですね。手グセは防げても、筆圧や心理状態は反映されるから。

ゼロから同じものを描く!となると、とても負担が大きく、すぐに嫌になってしまいますが、トレス台を使えば大丈夫。テキトーなラフ画だって、トレスを繰り返していけば、絵は完成します。
そんなわけで、あると便利なトレス台。これからのイラスト制作に生かしていくのだ!

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