2014年8月21日木曜日

「シクロポリスを読んで白石峠に行ってしまった人のほん。」


先日、友人が福岡に行った時に共通の友人から預かってきたという一冊の本を届けてくれました。
タイトルは「シクロポリスを読んで白石峠に行ってしまった人のほん。」。

この本は、「シクロポリス vol.2」に出会いそこに書かれていた白石峠の特集記事を読んで白石峠に惹かれ、一度はフラれたものの再びそこに足を運び、苦しみながらも峠を目指した時の彼女の体験記を、とある機会を得て突発的に…たった一日で本にしてしまった、というすごい本なのです。
私はシクロポリスを読んだことも白石峠に行ったこともありませんが、文章から伝わってくる光景や心情は、私を十分にわくわくさせてくれました。

文章は難しい。もう何年も文章を書き続けていても、そう感じることがあります。特にインターネットや、広く人の目に触れるものの場合、記事で触れるものの背景や固有名詞など、書いては調べ、書いては調べ…の繰り返しだったり、最初に書こうと思っていたことよりも調べている途中でもっとおもしろいことを見つけてしまって、結局それまで書いたことを全部消して再構築したり、ということが少なくありません。
最悪なのは、書いているうちに自分自身なにが言いたいのかわからなくなってしまって、難しいことが頭に中をぐるぐる回って、なんにも書けなくなってしまうこと。
存分に時間がある時でさえそうであって、そんな時「文章って難しいな」と思ってしまうのです。

この「シクロポリスを読んで白石峠に行ってしまった人のほん。」の作者である彼女が、たった一日でこの本を書き上げたことは先に聞いて知っていたのですが、実際に読んで大変驚かされると共に、もうこれまで何度もそう感じているのですが彼女の行動力と才能に拍手を送りたいと心から思ったのでした。
「シクロポリスを読んで白石峠に行ってしまった人のほん。」をお読みになりたい方は、TOMOKABANのアトリエにてご覧いただけますのでぜひどうぞ!

綾祢!Good Job!


2014年8月19日火曜日

TOMOKABANオリジナルチロルチョコができました!


TOMOKABANオリジナルキャラクター入りチロルチョコができました。
外装はオリジナルですが、中身はれっきとしたチロルチョコです。

チロルチョコ…といえば、お菓子界では有名な人気商品。
子どもの頃は、10円で買える手軽さとその美味しさからしょっちゅう買って食べていました。小学生の頃、クラス全員の男子に渡そうとチロルチョコを大人買いして、結局渡せなくて全部食べた。そんな甘酸っぱい思い出も、今となっては楽しい思い出。
大人になるにつれ、なかなかチロルチョコを食べる機会もなくなりましたが、長い歴史を経ていろいろな味が販売されるようになり、バラエティパックやご当地チロルチョコ、パッケージも多種多様なものが作られ、とても賑やかになりました。
そして最近では、自分の好きなデザインでパッケージが作成できるサービスなども展開され、ますます目が離せません。

そんなわけでチロルチョコ。TOMOKABANも、見て楽しい、食べて楽しい、オリジナルを作ってみました。
残念ながら非売品のため、アトリエにご来店いただいた方におすそわけしています。
数量に限りがあるため、なくなり次第終了となります。
みなさま、ぜひアトリエにお立ち寄りくださいね。お待ちしています!

2014年8月18日月曜日

夏色サコッシュできました!

TOMOKABANのサコッシュ「sacoche for」に夏色の限定カラーがお目見えしました!
青、赤、ピンクのミックスストライプ、緑と黄色のグリーンストライプ、赤とピンクのピンクストライプ、全3色です。
サイズや仕様などは定番のsacoche forと大きく変わりませんが、なんといっても目を引くのはカラフルな色!
派手なのが好き!ストライプが好き!他の人と違うのが好き!という方にぴったりの夏色サコッシュ。
現在、TOMOKABAN Web Storeにて販売中です。
数量限定のため、完売次第終了となります。気になる方はお早めにどうぞ!

ゆるゆるねこさん くろちゃん 完売のお知らせ


イラスト。レーター ヒラカワキミエさんのハンドメイドで生まれた「ゆるゆるねこさん」。
TOMOKABANアトリエ、及びWeb Storeで販売していましたが、この度黒色の「くろちゃん」が完売となりました。

今回オーダーいただいたくろちゃんは、広島出身で姉妹で活躍されている音楽アーティストの方へのプレゼントだとか。このアーティストの方たちの歌は私も大好きでよく聴いているのですが、そんな方の元へくろちゃんがお嫁入り(お婿入り?)だなんて、本当に嬉しい限りです。
まだその方たちへ届いていないかもしれないので名前は伏せておきますが、また改めてご紹介させていただきたいと思います。

そんなわけでくろちゃんは現在売り切れ中ですが、ゆるゆるねこさんは他にも可愛い子たちがたくさんいますよ。
ぜひアトリエで、Web Storeでご覧になってみてくださいね。

久しぶりにSUBWAYでした


アトリエからそう遠くない場所にSUBWAYができたので、さっそく行ってみました。
「SUBWAY」は訳すと「地下鉄」。今回行ったのは本物の地下鉄ではなく、対面でお好みのサンドイッチを作ってくれるあの「SUBWAY」。
お店の名前「SUBWAY」はどんな意味なんだろう?と思って由来を調べてみると、お店の公式サイトにこんな記載がありました。

SUBWAYの意味
SUBWAYサンドイッチのユニークな形状。
実は、アメリカの典型的なサンドイッチの形です。
潜水艦(サブマリン)に似ていることから、通称SUB(サブ)と呼ばれています。
それにWAY(道、方法)を組み合わせてできた造語がSUBWAY。
このWAYには、「ひとりひとりの好みに合わせて」という意味が込められています。
出典:SUBWAY公式サイト「サブウェイの秘密」より
なるほど、地下鉄ではなくパンの形から発想されているのですね。
15年ほど前に近所にSUBWAYができた時も足繁く通っていましたが、その後そのお店はなくなってしまいました。たまにSUBWAYのサンドイッチ食べたいなと思ったりしていましたが、最近熊本に復活…しかもあちこちにできているようで、またあの味が食べられる!と喜んでいたのでした。
そんなわけでSUBWAY。
久しぶりの味、美味しかったです。

海賊家さんのこと


「美味い店があるからぜひ行こう!」
上司に連れられ、当時小沢町にあった小料理屋に足を運んだのは17年前。
その頃の私は、社会的には大人になったものの今考えればまだまだ子どもで、食べ物の美味しさとか、侘び寂びとか、なんにもわかっていない若造だった。
その時務めていた職場も辞め、美味い店に連れていってくれた上司とも再会することなく、私には家族ができ、職種もいろいろ代わり、好きな自転車と出会い、たくさんの友だちができた。

あれから17年。
「美味い店があるからぜひ行こう!」と誘われ、足を運んだ「海賊家」。
それはまさしく、私が17年前に上司に連れられ生まれて始めて美味いものを食べたその店で、当時美味しい料理を作っていたご主人は板前として、そして料理を運んでくださっていた奥様とすっかり素敵な女性に成長された娘さんの三人が、温かく迎えてくださった。

新しく生まれ変わった海賊家さんを知ったのは、その前世の移動販売「ごまこ食堂」さんで、河原町アートの日にはハヤシライスを食べ、自転車市庭ではカレーライスを食べた。
その後、移動販売を辞めてお店を出すことを知り、足を運んだ最初の日に前述の事がわかり、長いご縁を感じてその後何度となく足を運び、美味しい料理をいくつもごちそうになった。
店に足を運ぶたびに、美味しい料理もさることながら、楽しい時間と新しい出会いがあり、いつも店から出る時には「また来よう」と満足感でいっぱいになる。
7/29の土用の丑の日には、いつもは夜だけの営業のところを昼間もOPENし、美味しいうなぎを振る舞ってくださった。それが最初の写真だ。
あまりの美味しさに、目をつぶってしばし無言。本気で、こんなに美味しいうな丼は食べたことがない、と思った。
次の土用の丑の日にはまた食べれるかもしれないので、さっそく帰って次の土用の丑の日を調べ、次が楽しみでたまらなかった。

海賊家は、閉店になった。
事情については、いろいろあると思うので触れないけれど、17年前の出来事と、代わらぬ味と温かさ。そして、新しい店で過ごした楽しい時間。
17年間忘れなかったように、私はこれからもずっと忘れないし、またその味に会えることを切に願いたい。
海賊家さん、ありがとうございました。

Pedal Day(ペダルデイ)2014に出品しました!


8月16(土)、17日(日)に東京・青山通りの国連大学前ファーマーズマーケットで行われた自転車関連のフリーマーケット・PEDAL DAY 2014に、TOMOKABANも出品させていただきました。
夏の自転車フェスとして今年で5年目を迎えるPEDAL DAY。8月16、17、18日と3日間に渡って開催され、最初の2日間国連大学前ファーマーズマーケットにて。3日目の今日は代々木公園けやき並木にて開催されています。
今回TOMOKABANは、サムライバーテープや真田紐のご縁でYumeno Cycles様よりお声かけいただき、自転車工房.com様のブースにてサムライサコッシュを出品させていただきました。
埼玉県さいたま市浦和サイクルセンター内にある「自転車工房.com」は、ミニベロのカスタム&オーダー、レストアを行っている小径自転車専門店です。
主力のミニベロ販売はもちろんのこと、サドルやパーツといったアイテムも豊富に取り揃っており、特にサムライバーテープを取り付けたミニベロを多く展開されるなど、サムライ製品に力を入れていらっしゃいます。
今回自転車工房.com様はPEADAL DAYの最初の2日間に出店され、サムライバーテープを取り付けたミニベロのほか、真田紐を用いたアイテムを一堂に集めた「サムライフェア」を展開。TOMOKABANのサムライサコッシュも、サムライフェアの商品のひとつとして出品させていただいたのです。


PEDAL DAY 2014は、フリーマーケットの他にもたくさんのイベントが催され、大変な賑わいだったようで、PEDAL DAYや自転車工房.com様の公式Facebookページから発信される写真などから十分に伝わってきました。
行きたい!と思っていながらも、私はサコッシュの製作などで熊本を離れることができず、指をくわえて見てるだけ〜でしたが、現地に足を運んだ友人が写真などを送ってくれて様子を伝えてくれたので、自分もPEDAL DAYに参加した気分になることができました。
自分の経験を踏まえて考えると、出店もさることながらこうしたイベントを開催するにあたっては、多くの方の努力と活動があってのことだと思います。ましてや5年にもわたって開催し続けていることに、本当に頭が下がる思いでした。
そしてそのイベントにTOMOKABANとしてサムライサコッシュを出品できたことは、大変な喜びと刺激になりました。
このイベントの関係者のみなmさ、出品にあたりこのイベント情報をシェアしてくれたり、コメントをくれたり、実際に足を運んだり、温かく見守ってくれた友人・知人のみなさま、ならびにお声かけをくださったYumeno Cycles様、そしてこのイベントに出店しサムライサコッシュを販売してくださった自転車工房.com様、ありがとうございました!


イベントが終了しても、サムライサコッシュはTOMOKABAN Web Storeにて引き続き販売中です。
みなさま、どうぞよろしくお願いします!
(写真提供:自転車工房.com、友人M様)


2014年8月10日日曜日

アートの日の素敵な出来事


毎月第二日曜日はアートの日!
ということで、TOMOKABANのアトリエがある河原町繊維問屋街で8/10(日)に「河原町 アートの日」が開催されました。
いつもは静かな河原町繊維問屋街も、アートの日にはたくさんの出店者、そしてお客さんで通りが賑わいます。
そんな中、白いTシャツ姿のスーさんを発見!
「なんか描いて〜」とおっしゃるのでよくよく話を聞いてみると、先日イベントに足を運んだ時に入手したTシャツをオリジナル風にしたいので、いろんな方に声をかけて白いTシャツをキャンバスに見立てて、絵を描いてもらってるのだとか。
描いては消せるチョークで描く看板絵とは違い、サインペンで描く絵は一発勝負。
かなり迷いましたが、これも経験と思いスーさんの背中にイラストを描かせていただきました。
上手くは描けませんでしたが、なんとか形になったかな?
まだ私が描いた時には空白がたくさん見られましたが、きっとその後たくさんの人の絵によって埋め尽くされ、さぞ賑やかなTシャツが出来上がったことでしょう。
完成したオリジナル風Tシャツ、ぜひ拝見したいものです。
スーさん、今度ぜひ見せてくださいね!

2014年8月7日木曜日

サムライバーテープ MONOシリーズ新登場です!


TOMOKABANでも大好評いただいているサムライバーテープに、MONO(単色)シリーズ登場です!
その第一弾がアトリエに届いたので、さっそくご紹介します。

今回のMONOシリーズは、単色。そして日本の伝統色が揃っています。
色展開は、スペシャルカラーの炭黒、生成、紅赤。レギュラーカラーの焦茶、深緑、春空、群青、紫紺、陽黄。全9色となっています。
一見すると派手さがないように見えますが、これまでのバーテープにはない渋く深い色は、自転車に個性的な彩りと安定感を与えてくれるに違いありません。
【サムライバーテープとは】
戦国武将、真田幸村とその一族が刀の柄に巻いたことで知られる日本の伝統工芸品、真田紐。その真田紐の美しい織り柄をそのまま活かしてバーテープとして仕上げたのがサムライバーテープです。
歴史ある織元で、丹精こめて仕上げられた最上質の真田紐を使用。太い木綿糸を平たく織り上げたもので丈夫で伸びることがなく、独特の美しい織り柄や木綿ならではの滑りにくく優しい肌触りが特長です。
ハンドルだけではなくグリップ、トップチューブ(キズ防止にも)など、お好きなところに自由に巻くことができます。汚れたら洗って巻き直すことができますから、環境に優しく自然な風合いの変化を楽しめます。
素材:真田紐(綿100%/上質平織紐)
サイズ:幅18mm×長さ3m(2本入り)
使用量の目安:ドロップハンドル1台分で約6m

サムライバーテープは、TOMOKABAN WebStoreTOMOKABANアトリエにてお買い求めいただけます。
現在アトリエでは、サムライバーテープ巻き工賃無料キャンペーン中!自分で巻くのはちょっと…という方は、この機会にぜひご予約の上ご来店ください。
サムライバーテープのラインナップは以下の通りです。
サムライバーテープ 柄物(全10色) 3,086円(税込)

みなさま、お待ちしています!


2014年8月3日日曜日

K様ご来店


友人のK様と、初めてお会いするK様。オーダーいただいたサコッシュの準備ができたので、アトリエに足を運んでくださいました。


この日、おやみげにいただいたのはK様手作りのスイーツ!
写真から伝わるビジュアルからもわかるとおり、見た目もプロ級。そして味もプロ級。とあるパティシエさんが作った人気店のお菓子ですよ、と言われたらそのとおりだろうと信じてしまうぐらい、とても美味しいスイーツでした。
K様はスイーツを作るのがお好きだそうで、やはりその辺りのこだわりが感じられる…ちょっとクッキーでも作ってみましたという気軽な感じとは違って、探求されているな感じがお話の中からもとてもよく伝わってきました。
作るだけでなく、人に食べて喜んで欲しい、というK様。いつの日か、たくさんの人が喜んでK様のスイーツを買い求める…なんて日が来たらいいなと思いながら、美味しくいただきました。

今回オーダーいただいたサコッシュは、大切な方へのプレゼントだそうで、サコッシュを受け取った方も、大変喜んでくださったと後日ご連絡をいただきました。
食べた人が喜ぶスイーツ、使う人が喜ぶサコッシュ。なにかを作る時、思い浮かべるのは喜ぶ人の顔なのです。
K様、ありがとうございました!

Tさまご来店


暑い夏はやっぱりこれだね!
ガリガリ君をおみやげに、T様がご来店くださいました。ありがとうございます!


ガリガリ君はもとより、普段なかなか食べないアイス。サイクリングに出かけた先のコンビニで、暑い暑いといいながら食べるアイスは最高!なのですが、棒アイスを食べるのが下手なので、選ぶアイスは袋入り…。
とはいえ、ちまたで人気にガリガリ君。たまに食べると美味しいですね。


この日のTOMOKABANは、ほんちゃんに続きTさん…とGIOS日和。真っ青な「GIOSブルー」に憧れ、GIOSに乗りたい!と思った頃があったことを、懐かしく思い出しました。
久しぶりに見るGIOSはやっぱり格好いいです。
ご来店ありがとうございました!

ほんちゃんご来店


ほんちゃんがご来店くださいました。いつもありがとうございます!
この日はサイクリングの帰りだそうで、今回も楽しいお話をたくさん聞かせてくださいましたよ。


TOMOKABANのアトリエでは、夏は冷たいお茶やコーヒーなどを準備しています。
みなさま、サイクリングの帰りにでも、ぜひお立ち寄りくださいね。
お待ちしています!

2014年8月1日金曜日

あっきーさんご来店


あっきーさん(勝手に命名)がご来店くださいました。
いつもFacebookページをご覧いただいていたとのことで、地図を頼りに足を運んでくださいました。ありがたや〜
ほぼ毎日Facebookページに掲載しているトモカンバンが、明るく開けた場所で撮影されている写真なので、通りに入ってくるのに少し迷われたとのこと。
そうなんです。TOMOKABANのアトリエは、ニュースカイホテルから水道町方面へ向かう途中、長六橋のすぐ近くから西へ入ったアーケードの下にあります。看板は光量の関係上、アーケードから出たところで毎日撮影していますが、アトリエはアーケードの中にありますのでご注意くださいね。あっきーさん、迷わせてしまって申し訳ありませんでした!


あっきーさんがロードバイクに乗るようになってから、まだ日が浅いようですが、ご主人のサポートの元、少しずつ距離を延ばしたり、山へ行ったり…とエンジョイされているようです。これからがとっても楽しみですね。
ご来店ありがとうございました!


2014年7月30日水曜日

Mさんご来店

アトリエに、懐かしい人…Mさんがご来店くださいました。


Mさんは、かれこれ10年前に同じ職場で勤務していたいわば同僚。
私がその仕事を辞めてしまってからはなかなかお会いする機会がなかったのですが、数年前にとある自転車屋さんでばったり再会!
それから何度となく自転車を通してご縁があり、今回アトリエを訪ねてくれました。

一緒に働いていた頃…もちろん私も自転車に興味もなく、当然ロードバイクも持っていない頃。片やMさんも、当時は自転車が好きとかそういう話は全く出てなくて、自転車屋さんでお会いした時には、「どうしてここにいるの〜?」とお互い驚かされたのでした。
改めて聞いてみると、学生時代から自転車に乗っていて一時は競技の世界を目指したこともあるぐらい、大大大先輩だったのでした。
しばらく自転車から遠ざかっていた頃もあったそうですが、最近は環境が落ち着いてきたこともあって、自転車生活を楽しんでいるそうです。


10年。まだまだお若いMさんですが、お互い歳を取ったなあと感じたのは私だけではきっとない。でも、再会の喜びと、さらに広がった自転車の縁に、私は嬉しくてたまらないのです。
次はどこでお会いできるかな?
Mさん、ありがとうございました!


2014年7月28日月曜日

スイーツありがとう


サイクルマラソン阿蘇望の翌日。
少しだけアトリエを留守にしていた間にmatsu。さんが来店され、こんなスイーツをおみやげに置いていってくださいました。
見た目はチョコレートケーキ。そしてスポンジケーキのように見えるけれどもっとしっとりしている感じ。パウンドケーキのようにも見えるけれど、焼いた感じもしない。
添えられた生クリームもなんだか上品な感じだし、どこかの有名高級菓子店のケーキだろかな。もしかしたらごmatsuさんが食べてとても美味しかったから、一度食べてみてよとおすそわけくださったのかな。
でも、だけど…もしかして手作り?もしかしてmatsu。さんご本人の手作りなのでは?
なんてことを思いながら、ケーキと一緒に届けられていた労いの言葉に感謝の気持ちでいっぱいになりながら、まずは生クリーム無しでひとくち食べてみる。

美味しい!!!!!!

あまりの美味しさに、目をつぶってしばし無言。
次は、生クリームと一緒に食べてみる。また同じ美味しさ…しっとり、ふわふわ、とろける感じ、じんわり、甘過ぎないけど感じる甘み、深いチョコレート味…。どれだけ言葉を並べても、全く言い表せないほどの美味しさが舌の上、そして口の中に広がっていった。

お礼を兼ねてmatsu。さんにお尋ねしたところ、やはりmatsu。さんの手作りとのこと。
プロ並みの美味しさに脱帽です。
ありがとうございました!


2014年7月27日日曜日

私のサイクルマラソン阿蘇望 2014

今年も、サイクルマラソン阿蘇望に参加しました。
ここ数年はスタッフとしての参加で、この大会のために数ヶ月も前から実行委員会を重ね、準備して…毎回、運営の一人として大会の成功を願い、当日を迎えています。

熊本市内は梅雨明けから一気に真夏になり、大会前日までカンカン照り。ああ、今年もまた阿蘇望日和になりそうだ、と思いながら当日の朝を迎えました。
ところがアスペクタへ向かう道中、東の空は雲に覆われていて、現地に近づくにつれ空がだんだん暗くなり、そして雨…。
でも昨年も朝は雨が降っていたけどその後は晴れたし、きっと今日も晴れるんだ!と思いながら現地入り。
誰よりも早い時間から任務に当たっている駐車場の案内係のスタッフ達が、傘や雨具を着て活動している様子が見えて、早く雨が止まないかな…と今日一日のことを想う。
現地に着いてから、すでに到着しているスタッフ達に挨拶をして受付の準備。
ほどなく受付が始まり、まずはマイクを持って受付を促すアナウンス係。もうその頃には雨もほとんど降っておらず、ほっと胸をなで下ろす。
それから開会式が始まったので、急いで朝食をかき込んで、打合せをしてスタート地点のゲートへ移動。
ここでは、昨年同様スタート位置への移動を待つ参加者の整理誘導を行った。


雨は上がっていたけれど、スタート進行がなかなか進まず、そして暑い…。

全ての参加者を送り出し、次の任務のため、車で地蔵峠エイドを目指す。
2011年は箱石峠、2012年は大会中止、昨年2013年の日中はアスペクタ待機、ということで、3年ぶりのエイド担当となった。
地蔵峠エイドは、サイクルマラソン阿蘇望Aコース後半のルート上にあり、大会中の峠としては3峠目。地蔵峠の上りの途中にある。
車で移動を開始してすぐから、天候が悪化した。
そして、エイドに到着した時にはもうこの天気。


それでも、懸命に上ってくるであろう参加者を迎えるべく、みんなでエイドの準備をした。


今回エイドを共にしたのは、友人のメカ子嬢とカエラ嬢。本来なら車通りも少なく寂しい場所であろうこの場所も、一緒にサイクリングした時にはいつも頼りになる2人と一緒でとても心強かった。
賑やかな2人に加え給水係の男性二人も大変頼もしく、みんなであれこれ考えながら、車の駐車位置を変更したり、看板を設置したり、さながら「地蔵峠ながらも楽しい我が家」という感じ。
天候のほうは次第に雨脚が強くなってきていて、小雨から本降りになり、やがて土砂降りになった。
道路の両端は雨水が滝のように流れ、看板は雨に打たれて倒れている。持ってきたエイド食や道具や荷物を濡れないようにテントの中央に入れ、その周りを人間が囲む形になっていたけれど、容赦なく体や足下に雨が当たりずぶ濡れになりそうだったので、車の中に避難した。

その間、本部へ地蔵峠の天候を連絡。雨が小降りになったので、エイドから下り方向へ歩いて道路状況を確認した。
道路の中央には、来た時にはなかった石が散乱している。きっと雨で流されたんだろう。
そして下界のほうを見ると、濃い霧。


少しすると、エイドの辺りも霧が発生してきた。
続々と入ってくる各地の状況。火の山トンネルも、竹原牧場も、草千里も、箱石峠も雨。
そして多数のリタイアと回収依頼が寄せられている。
もしこの場所を、参加者が上って来たらどうなるだろう。いや、エイドまで来れるんだろうか?
「危険」「参加者の安全」という二文字が、頭に浮かんだ。
これはもう難しいだろう…そう感じたのは、私だけではなく、エイドにいたスタッフ全員がそうだったと思う。

少し経って、Aコース後半中止の連絡と、エイドは即撤去し戻って来るようにとの指示が来た。
エイドに到着した地蔵峠下りの立哨スタッフ2名を加えた総勢7名で、準備したもの全てを撤去して、地蔵峠を後にした。
テントの下に、文字のように見えた草。なにかの暗号だったのか。


諸々の確認をするため、そのままアスペクタへ戻るルートではなく、大会のコースを辿るため地蔵峠を下り、ミルク牧場、西原方面へ。
一旦止んだ雨は、また強くなって土砂降りに。地蔵峠を下ったところに、道路を塞ぐように大きな水たまりができているのが見える。前に走った時は、溶けそうなほど暑くて、眩しいほど晴れていて、途中何度も止まりそうになるほどきつかったけど、とても楽しい道だったのに…。

阿蘇グリーンヒルカントリークラブ入り口までを目視で確認して、俵山トンネルを抜けてアスペクタへ。
前半のコース上に出ると、驚くことにたくさんの参加者がアスペクタを目指してペダルを漕いでいた。私たちが地蔵峠で過ごしていた間、彼らはこうして自転車に乗って必死に戻ってきていたのだ。無事で本当に良かったと心から思う。
アスペクタに戻ると、大半の参加者はすでに帰路についていたり、帰り支度をしていたり、昼食を食べていたり、昨年とは違う光景が目に入ってきた。
スタッフは、用意していた回収車では足りなくて多数の人が現地へ向かっているようで、ほとんど居なかった。本来なら帰ってきているはずの他のエイドのスタッフたちも、まだ戻ってきていなかった。

エイドの荷物を置いて、ゴールチェックへ。
リタイアした参加者多数…と言っても、まだ自転車で帰って来ている人たちがいる。昨年はゴールチェック担当だったということもあり、参加者全員をゴールで迎えたけれど、今回は私がゴールチェックを担当してからは数十名を迎えたところで最終走者も戻って来て、全体のスケジュール的にも早い時間にゴール撤収となった。


ゴール撤収後、片付けをして、残っていた豚汁を食べた。
美味しい豚汁は熱々で、熱々だったのは豚汁だけかと思ったら空は青空になって、暑い陽射しが照りつけていた。

そんなわけで、私なりにもいろいろあって、天候にも恵まれず、用意していた特別エイド食も渡せず、待っていた地蔵峠エイドには誰も来なかった今年のサイクルマラソン阿蘇望。
でも、それでも楽しかったと思っているのは、きっと私だけではない…みんながそうだったと願いたい。
来年もきっと楽しい。きっとね!
では、また来年!

2014年7月26日土曜日

トップページの画像が変更になりました!



お気づきになった方もいらっしゃるかもしれませんが、TOMOKABAN公式サイトFacebookページのトップ絵が変更になりました。
このイラストは、毎日書いているトモカンバンのチョーク絵が元になっています。
そしてこのイラストをいろいろなものへ展開させるべく現在準備中。
みなさま、お楽しみに!

2014年7月23日水曜日

トモカンバンのページができました

毎日毎日、TOMOKABANは黒板にチョークでイラストを描いています。
「日々新しいものを発信したい」という想いで始めたチョーク絵は、自分たちの身の回りに起きたことや気になること、わたしたちが伝えたい自転車の楽しさなどから構想を練り、構図やポーズを考えて絵にしています。
時には頭を悩ませ、描いては消し、描いては消しを繰り返し、なかなか完成しない日もあります。
それでも、日々新しいものを発信するために。そしてその絵を楽しみにしていてくれる誰かのために。毎日描き続けています。
このページは、そんなTOMOKABANのトモカンバンをまとめたページです。どうぞごゆっくりご覧ください。
実物の黒板は、TOMOKABANのアトリエ前に毎日展示。インターネットでは、Facebookページにて日々発信中です。

トモカンバンのページはこちら
当ブログのトップページからは、上部の「トモカンバン」タブをクリックしてください。



O様ご来店



大牟田から、O様がご来店くださいました。
「お前は何ば目指しよっとか」のリーフ氏、+Cサイクリングや雲仙ライドを一緒に走ったワッキー氏のご友人で、この日も水曜会の練習で早朝からサイクリングを楽しんできたとのこと。
お店を訪ねて来てくださったのも、その友人たちから聞いてTOMOKABANを知ったのがきっかけとのこと。ありがたいです。

今とても肌身に感じるのは、これまで自転車を通して知り合った仲間たちとの縁。苦楽を共にして、少しの時間であっても楽しさを共有した人たちとの繋がりは、たとえ今一緒に走る機会がなかったり、なかなか会うことができなくても、何らかの形で私のところに届いてきている。それは例えば、TOMOKABANのことを人に知らせてくれたり、私と人を繋げてくれたり、TOMOKABANのサコッシュを肌身離さず使ってくれたりとか、そういうことだ。
それが今、じわじわとしかも大きな波になって私のところに届いている。そしてそれは、縁を通して友人たちがもたらしてくれたもので、「感謝」という言葉だけではとても伝えきれそうにない。


共通の友人の話や、サイクリングの話、以前住んでらっしゃった場所の話、河原町の話など、いろいろなお話をさせていただいてから、アーケードの中を案内して、お見送りしました。
Oさま、ありがとうございました!山越え自走でのご来店もお待ちしていますw



2014年7月22日火曜日

携帯サコッシュ アトリエ限定販売のお知らせ

自転車に乗る時に、携帯しておくといざという時便利なサコッシュ。
その中でも、折りたたんで使える携帯サコッシュをTOMOKABANアトリエにて販売しています。
間近に迫ったサイクルマラソン阿蘇望や、その他のサイクリングイベント、トレッキングなどのアウトドア活動にいかがでしょうか。

〈TOMOKABAN携帯サコッシュ〉
本体サイズ:横幅 280mm 高さ 300mm
ストラップの長さ:1160mm
素材:(本体) 綿100% (ストラップ) アクリル100%
付属品:なし
色:生成り、白、水色、ピンク、藤色
価格:1,080円(税込)
※長さ調節は自分の体型に合わせてご自身で結んでいただく仕様のため、バックルなど長さ調節のための付属品はありません。



生成り


水色

ピンク

藤色
コンパクトにまとめられるので、ツール缶などに簡単に収納できます。





こちらの商品は、TOMOKABAN WEB STOREでの取り扱いはありません。
TOMOKABANアトリエでの数量限定販売となりますので、気になる方はお早めにどうぞ!
遠方への発送も承っていますので、公式サイトに記載されているメールアドレスへお気軽にお問い合わせくださいね。

2014年7月20日日曜日

楽しい夏がやってきます!


気象庁の発表によると、九州南部地方は7/16頃に梅雨明けしたとのこと。
九州北部に属する熊本もまもなくだろうと思って7/16に描いた看板でしたが、7/20現在まだ梅雨明けの発表はされていません。
熊本市内のほとんどの小中学校は、7/19から夏休み。我が子も44日間の長い長い夏休みに入ります。

そんなわけで「楽しい夏」!
個人的には、7/27(日)に開催される第16回 サイクルマラソン阿蘇望が間近に迫っています。今回も私はスタッフとして参加予定。
今のところ、週間天気予報では「晴れ時々曇り」とまずまずの予報になっています。アウトドアイベントに付き物の気になるお天気。どうか自転車日和…もとい阿蘇望日和になってほしいですね。
その後のイベントとしては、8/17(日)に金峰山周辺を舞台に開催される第52回 サイクルスポーツin熊本、そして9/21(祝)に開催される第19回 相良路サイクルフェスタと続きます。みなさま、申し込みお忘れなく!(サイクルスポーツin熊本は、当日申し込みです。)
それ以外にも夏休み中は子ども関係の行事など…なにかと慌ただしいですが、暑さに負けず「楽しい夏」を元気にエンジョイしたいですね。
もちろん、TOMOKABANに夏休みはありません。お待ちしています♪

オリジナルガムをもらいました!

神戸の友人から、思いがけない贈り物が届きました。
送り状の品名が「ガム」となっていたので、いったい何だろう?と思って開けてみると、なんとTOMOKABANのオリジナルガムでした!


本当に思いがけないことだったので、大感激!


いただいたのは、丸川製菓のマーブルガムのパッケージがTOMOKABANのオリジナルデザインになっているもの。
友人が、TOMOKABANのデザインで作成してくれたのでした。


私は全く知らなかったのですが、今はいろいろなものをオリジナルデザインで作成するサービスがたくさんあるようで、お菓子ではチロルチョコなどが有名だそうです。
嬉しすぎて、もったいなくて食べられない…でも、TOMOKABANにご来店いただいた方にはおすそわけしますよ♪
みなさま、ぜひ見に来てください!

2014年7月16日水曜日

マンホールを探せ!@御船町

上益城郡御船町のデザインマンホールには2種類あって、一つは以前のブログにも書きましたが恐竜が描かれたものがあります。そしてもうひとつがこちら。


御船町は肉食恐竜の歯の化石が日本で初めて発見されたこともあり、町には恐竜博物館があります。
そしてもう一つ有名なのが「河童」。昔、町を流れる御船川に河童が住み着いたと伝えられ、毎年夏には町をあげてのお祭り「御船があーっぱ祭り」が開催されています。
また、吉無田水源や七滝など有名な水の観光スポット、ヤマメが釣れる緑川水系など自然豊かな水資源にも恵まれています。
描かれている五線譜は、町に平成音楽大学(旧:熊本音楽短期大学)があることにちなんでいるのでしょうか。

それにしても、河童がなんとも愛らしい!恐竜といい河童といい、思わず笑みがこぼれてしまいます。御船町に足を運んだ時は、ぜひマンホールを探してみてくださいね。

2014年7月15日火曜日

オリジナルサイクルジャージをつくろう

ロードバイクに乗り始めた頃は、着て出かけるのが気恥ずかしかったサイクルジャージ。
それが今では、ロングライドに出かける時はサイクルジャージ以外考えられないと思うようになりました。
サイクルジャージは、快適で動きやすく、またファッションとしても自分を個性的に彩ってくれます。


「サイクルジャージ」とは、自転車競技やスポーツなどで自転車に乗る時に上半身に着用する衣服のことで、元々は自転車ロードレースに参加する選手のために製作されたもの。
プロの自転車ロードレースでは、選手がユニフォームとしてチームジャージを着用し、個人やチームで順位を競い合います。スポンサー名が入ったチームジャージは広告としての意味合いもあって、プロ選手が着用して走ることで広告塔の役割も果たす…これは他のプロスポーツの世界でも同じですね。

自転車ロードレースのチームジャージが発端となって、そのレプリカや自転車メーカーなどが独自に考え出したデザインのものが販売されるようになり、現在ではオリジナルデザインを小規模生産できる「オーダージャージ」システムが構築され、ショップオリジナルジャージや仲間内で楽しむためのチームジャージのみならず、漫画やアニメなどのキャラクターや個人が作った独自のキャラクターなどでデザインされたものなど、多様な広がりをみせています。
一般的に販売されている公式チームジャージをレプリカしたもの以外のサイクルジャージは、その多くがメーカーによって考えられたデザインで、いわゆる「既製服」。色、ロゴマーク、文字、絵柄で構成されるデザインは、メーカーのコンセプトに添って決められていて、そのデザインがメーカーのイメージを創り出しています。
一見すると統一されていないように見えるサイクルジャージのデザインでも、メーカーの企業コンセプトと、企業が創り出したブランドのブランドコンセプトが必ず反映されているから、各メーカーのサイクルジャージを並べてみるとメーカーごとにデザインにも個性があることがよくわかります。

そんな中で、量産型のサイクルジャージに飽き足らず、オリジナルデザインを作ろう!着てみよう!という動きが活発になりつつあって、新しい自転車の楽しみ方のひとつになっているようです。
例えば「ニコ生ジャージ」や「australe CELESTE」「あひる商店」など、個性あふれるデザインのオリジナルサイクルジャージは、見ているだけでも楽しくなりますね。
自分の好きなキャラクター、好きな言葉、好きな色。作り手も、それを着る人も、自分の個性を表現するものとしてサイクルジャージに目を向ける。ただ単にみんなで同じデザインのサイクルジャージを着るということだけではなく、「オリジナル」を着ることに喜びを感じる。
サイクルジャージはいまや、量産されたものを選ぶ時代から、オリジナルをつくる時代。
デザインなんてできません!という方も、ぜひこの機会にオリジナルサイクルジャージに目を向けてみませんか?

というわけで前フリが長くなりましたが、TOMOKABANもオリジナルサイクルジャージを製作中です!予約販売のみとなりますが、販売に向けて現在最終調整中。
みなさま、お楽しみに!



2014年7月9日水曜日

おいさんご来店

衝動買いでルイガノの赤いマウンテンバイクを買って、たったひとりでサイクリングに出かけていた6年前。
周りにサイクリング好きな知り合いなどおらず、ただひたすら交通量の多い大きな道をあてどもなく冒険と称して出かける日々。
それからインターネットを通じてたくさんの人と出会って、交流の場を変えながらも楽しい時間を共有してきて、今はもう一人ではなくなりました。
そんな中で、住む場所が遠く離れていてリアルに会うことは叶わないけれど、インターネット上で見守り続けている友だちがいます。
その中の一人、おいさんがご来店くださいました。


遠く離れた東京から、夏休みを利用して熊本まで足を運んでくださったおいさん。
「おいさん」は「叔父さん」を表す方言で、彼のニックネーム。約5年前から交流させていただき、私の活動を見守ってきてくださいました。
物知りで、探究心があって、優しい彼の人となりは、インターネット上で交流する中で私の支えの一つになっていて、いつか彼に会うことができたらお礼を言いたいなと思っていたのでした。
ふらりとアトリエに現れたおいさんは、半分はこれまで私が想像していた通りで、半分は想像を裏切られました。今回の旅のこと、仕事のこと、自転車のこと、これまで共有してきた思い出など…初めてお会いしたのに、なんだか初めてのような感じが全くしなくて、緊張するとか格好つけるとか、もうそんなの全然気にせず話続けていたのでした。


ちょうどこの日は熊本に超大型台風が近づいて来ていて、明日にも上陸かというニュースで持ち切りの不安定な天気。そんな中大変でしたねと言ったら、「僕が行く先はいつも台風なんだよ。」と笑いながら言うのを見て、ああこの人はやっぱりおもしろい人だ、と改めて思い、また次に再会する時のことを想った。

お礼を言おうと思っていたのにすっかり伝えきれないままで、そのまま別れてしまったけれど、またいつかちゃんと面と向かって言いたいと思う。
とりあえず、ありがとう。おいさん。