2014年8月21日木曜日

「シクロポリスを読んで白石峠に行ってしまった人のほん。」


先日、友人が福岡に行った時に共通の友人から預かってきたという一冊の本を届けてくれました。
タイトルは「シクロポリスを読んで白石峠に行ってしまった人のほん。」。

この本は、「シクロポリス vol.2」に出会いそこに書かれていた白石峠の特集記事を読んで白石峠に惹かれ、一度はフラれたものの再びそこに足を運び、苦しみながらも峠を目指した時の彼女の体験記を、とある機会を得て突発的に…たった一日で本にしてしまった、というすごい本なのです。
私はシクロポリスを読んだことも白石峠に行ったこともありませんが、文章から伝わってくる光景や心情は、私を十分にわくわくさせてくれました。

文章は難しい。もう何年も文章を書き続けていても、そう感じることがあります。特にインターネットや、広く人の目に触れるものの場合、記事で触れるものの背景や固有名詞など、書いては調べ、書いては調べ…の繰り返しだったり、最初に書こうと思っていたことよりも調べている途中でもっとおもしろいことを見つけてしまって、結局それまで書いたことを全部消して再構築したり、ということが少なくありません。
最悪なのは、書いているうちに自分自身なにが言いたいのかわからなくなってしまって、難しいことが頭に中をぐるぐる回って、なんにも書けなくなってしまうこと。
存分に時間がある時でさえそうであって、そんな時「文章って難しいな」と思ってしまうのです。

この「シクロポリスを読んで白石峠に行ってしまった人のほん。」の作者である彼女が、たった一日でこの本を書き上げたことは先に聞いて知っていたのですが、実際に読んで大変驚かされると共に、もうこれまで何度もそう感じているのですが彼女の行動力と才能に拍手を送りたいと心から思ったのでした。
「シクロポリスを読んで白石峠に行ってしまった人のほん。」をお読みになりたい方は、TOMOKABANのアトリエにてご覧いただけますのでぜひどうぞ!

綾祢!Good Job!


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