2014年3月22日土曜日

城下町くまもと時代絵巻2014

3/21(祝)、22(土)の二日間、熊本城周辺にて「熊本お城まつり」の演しもののひとつとして、「城下町くまもと時代絵巻2014」が開催されました。
このイベントは、熊本城築城から現在までを絵巻物風のパレードにして熊本の歴史を振り返るというもの。熊本にちなんだ民謡や太鼓、雅楽などとともに、踊りなどで昔の光景を再現。中でも、二日目の最後を飾る加藤清正率いる総勢200人の甲冑武者隊による行軍は、威勢がよくとても見応えがあります。

昨年同様、民謡「おてもやん」をヒップホップダンスで踊る大役を娘たちが所属するダンスチームがつとめることになり、私は付き添いとして出かけました。

一日目は、熊本城二の丸公園の特設ステージが舞台。
熊本城…近くにありながら、なかなか訪れる機会がありません。そして、二の丸公園…昨年もこのイベントのリハーサルで久しぶりに訪れましたが、それ以前だとしっかりと足を踏み入れたのは、15年前ほどのポケットビスケッツのライブ…そのイベントでは署名とかもして…あの頃私は若かった。そして、幼稚園の頃は、毎年行われる春の遠足の場所が二の丸公園でした。ああ、懐かしい。
その二の丸公園に作られた特設ステージで開催された、一日目の時代絵巻は「くまもとをどり」。
寒くなると聞いていたので覚悟して出かけたものの、到着してすぐに雨、そして雹(ひょう)が降り、そののち雨は土砂降りという大荒れの天気に…おてもやんの格好で木の下で遊んでいた子どもたちも、付き添いの大人も、すっかりずぶ濡れ。支度用のテントの中にも容赦なく雨が入ってくるし、外に置いていた靴もびしょ濡れ。
テントの中でみんなで寒さに凍えながら、暗澹たる気持ちで真っ暗な空を見上げて待つこと30分。ようやく北の方に青空が見え始め、やがて雨雲も去り、イベント続行の連絡を聞いていよいよ行動開始です。
本番前の最終チェックをするうちに、一気に晴れてきて気温はぐんぐん上昇。

ほどなくして、「くまもとをどり」のステージが始まりました。
雅楽や詩吟、太鼓などなど、普段はなかなか触れる機会がないけど、文化を継承するために、いろんな場所で、いろんな方々ががんばってるんだなあ…というのが素直な感想。
どれをとっても、その一つ一つが簡単に上達するものではなく、日々の練習あればこそ。この舞台のために、それぞれの皆さんが励んできたのだなあと思うと、このイベントに触れて、拍手を送ることができたことが、本当によかったなと思いました。

そして娘たちも、いっしょう懸命踊る。
熊本民謡「おてもやん」を、ヒップホップダンスで踊る。
民謡をヒップホップにといえば賛否両論あるかもしれないけれど、新しいものは常に生まれてくるわけで、例えば歌舞伎だって古典的な世界を継承しつつ新作が続々と生まれている。

エンディングを熊本市のゆるキャラ「きよくまくん」と一緒につとめ、一日目は無事終了。

そして二日目は、舞台を県民百貨店前のシンボルロードに移して行われました。
道路を封鎖して作られた舞台、その長さ150mほど。その縦長の舞台を前進する形で、一日目とはまた少し違う内容のステージが繰り広げられました。
そして、おてもやんも元気に登場♪
沿道は、たくさんの見物客で溢れかえり本当に賑やかでした。
二日目も、無事終了。晴れてよかった!

浴衣の着付けとか、帯とか、頭に被るものとか、何回やってもなかなか慣れずに苦労したり。それでも、優しい誰かがそっと手直してくれたり。
いろんなことを見て、感じて、たいへんだったけどよい二日目間でした。
そして明日は連休最終日。全国高等学校自転車競技大会の応援として山鹿に行ってきます。
TOMOKABANは、連休中お休みをいただいています。ごめんなさい。
来週は開けますので、もうしばらくお待ちくださいね。

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