2014年6月17日火曜日

Illustrator特別講習会@TOMOKABAN

Illustratorを習得したい!ということで、浮島神社の禰宜氏がご来店。


Illustrator(イラストレーター)とは、アドビシステムズが販売するドローソフトで、いわゆるイラスト製作ソフトであるけれども印刷業界で標準的に使用されているだけでなく、広く一般的に…とはいえ、現在ではあらゆる分野のクリエイターが使用している。
このソフトは有料で販売されているもので、アドビシステムズのサイトからダウンロードして購入することができ、購入を検討するために少し使ってみようという人のために、無料ダウンロード版も用意されている。
私も今の仕事をするようになってからIllustratorが使える環境になり、今このブログを書いているPCにもIllustrator CS6が装備されている。
それまでIllustratorなど使う機会もなく、また環境もなくて、特に困りもしなかったけれど、いちおう存在は知っていますという程度だった。
実際にIllustratorに触れてみると、言葉の意味はわからず、アイコンの意味もわからず、点を打つことも線を引くこともできず、にっちもさっちもいかない状態で、画面を見る限りなんだかいろいろできそうな感じではあるけれど、これはやはり学ぶしかないな、と思わざるを得なかった。さっそく吟味して本を2冊購入し、書いてあることを一通りやってみた。
やってみてわかったことは、非常に面倒くさくてなにかを仕上げるには時間がかかりそうだけど、あらゆる機能が備わっている分いろいろな可能性を秘めているし、なにより全ての機能を使用しなくとも、自分が思い描くものを作ることはできる。つまり、全てをマスターしなくても、とりあえず使うことも、なにかを作ることも可能だということ。(個人の感想です(・∀・))
しかしながら、本を読んでもわからない、ググっても知ることができないごく簡単なことは、人に聞いたりしてなんとか会得していった。会得したといっても、先に書いたように全てをマスターしたわけではないので、独学であり我流。私がやる方法が遠回りしているかもしれないし、もっとスペシャルなやり方があるのかもしれないけれど、それはまた本当にそれが必要になった時に自分の中に入れていけばいいかなと思っている。


そうやって試行錯誤しながらIllustratorをなんとか会得して、私が世に生み出したのが、TOMOKABANのネームタグ。
このネームタグは、マスキングテープアーティスト 平川いつか氏が実際にマスキングテープでデザインしてくれたロゴを、紙の状態から私がIllustratorでベクタ形式にして織ネーム専門店にオーダーし製品になった。
紙の状態からベクタ形式にするにはいくつかの方法があるけれど、いろいろ試した結果、私は原画を元にしてひとつひとつパスを描き、線で結び、ベジェ曲線を描いたり修正したりして仕上げた。
これは本当に気が遠くなるような作業で、来る日も来る日もIllustratorに向かい、時には投げ出したいと思う時もあった。だから、製品になったネームタグを実際に手にした時には、本当に涙が出るほど嬉しかった。

というわけで、世の中にはIllustratorなんて簡単だろうと思う人もいるかもしれないけれど、自分がそういった経験をしたこともあって、Illustratorの奥深さも面倒くささもわかるし、Illustratorをモノにしたい!という人をぜひとも応援したいと思っている。
浮島神社の禰宜氏には、TOMOKABANの某氏がIllustratorの概要からあらましから中身云々まで懇切丁寧に教えていた…といってもなにせ奥が深いので全てではないけれど、とにかくそうやってお教えしていたので、一歩前進してくれることを願いたいし、きっと使いこなせるようになると思う。
そんなわけで、昨日はIllustrator日和なTOMOKABANだった。

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