2014年6月20日金曜日

また食べ損ねたハンバーグ

木曜日。とあるイベントの試走を兼ねてサイクリングに行くため、準備をして家を出ると、雨。

なんだよう!朝から晴れ予報だったのにー!ヽ(`Д´)ノウワァァァン!!と思っても、今は梅雨の真っただ中。降っているものは仕方がない。幸い霧雨だし、天気予報を再度確認すると一時間後には止むようだったのでそのまま自転車で出かけた。


まずは寂心緑地へ向かうため、ゆうかファミリーロードへ。

ずっと工事していた三陽自動車学校付近の工事も、久しぶりに通ってみたらご覧のとおりすっかりきれいに整備されている。
夏に向かって、両脇の草の成長も絶好調!


雨が止んで蒸し暑い中、草いきれが体を包む。でも、なんだかこの感覚も久しぶりだなあ。
熊本西環状道路(西回りバイパス)の工事も以前見た時よりさらに進んでいて、橋脚が増えていた。




あの坂を上ると寂心緑地。


この坂は、ある時は一人で、ある時はみんなで、何度となく上った坂。でもいつも、どうがんばっても坂の2/3ほど上ったあたりで足が動かなくなり、残り1/3はたいてい歩いたほうが早いんじゃない?というような速度になる。これは私がたいていそうだ、という話で、健脚の人はすいすい上って行ったりするから、心が折れないようにいつも見ないふりをする事にしている。

寂心緑地には「寂心さんの樟(じゃくしんさんのくす)」という楠の巨木があり、休日に通りかかると誰かしら人が居て夏場などは木の下で涼んでいる光景が見られるけれど、さすがに梅雨の平日。人の姿は見られなかった。

寂心さんのクスを左に見ながら通過し、その先を左折したところ。左手は芝生の公園で、道を真っすぐ進むと太郎迫町。前方の奥に見えるのが金峰山。



芝生広場はきれいに整備されている。


寂心さんの樟と芝生広場の間の遊歩道。芝生広場をぐるりと囲む形になっている。

芝生広場から県道101号線を見たところ。芝生広場内には車が侵入できないようになっている。

寂心さんの樟。とても大きくて、外観の全てを写真におさめることができない。


寂心緑地から101号線を西へ数十m進むと、広い駐車場とトイレがある。


調査を終えて、いよいよ金峰山。太郎迫方面へ。

大好きな鉄塔など眺めつつ…







分かれ道では、芳野方面へ向けて右折。いよいよ上り坂が始まる。
最初は緩い上り坂が続く。

次第に山道になり、急カーブが続く。







空は曇りだし、たまに見える景色は霞んで見えないしーなので、こういうもので目の保養。



写真では伝えきれないけれど、自転車に乗るのが久しぶりな私にはかなりハードな坂道だった。きつい日射しはないものの、湿度が高くて汗びっしょり。
考えてみたら、雨が止むのを待って出発したのが10時過ぎで、今はもうやがて昼に差し掛かろうとする時間で、気温も絶賛上昇中!こんな時間にここに来たことを悔やみつつ、のろのろ坂を上っていると…


柿の赤ちゃんキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
下手くそな写真で申し訳ないが、ピントのずれたまだ小さい柿の実が写っているのがおわかりでしょうか。これが、秋になると真っ赤な柿の実になるんですね。
こういうものを発見するのもサイクリングの楽しみのひとつ。
柿だ、みかんだ、ぶどうだと、季節季節の果実の成長を感じながら走るのはちょっとした贅沢だと思う。

そんなこんなで芳野のJAに到着。



ここには「金峰山周辺観光案内図」があって、二の岳や三の岳、各公園などの場所や位置関係を見ることができる。


ここから、野出峠の茶屋公園へ。




ここから途中の景色も眺めながら、一気に下る。



そしてナルシストの椅子へ到着。
曇り空とあって、雲仙は全く見えず。やっぱりこの場所は、晴れた日に訪れるのが最高のごほうびだ。

今日のまめのこ。背中のポケットだと落下が心配なので、トップチューブバッグに入れてみた。まるで湯船に浸かっているかのようなまめのこがなんとも愛らしい。


もちろんまめてるも連れてきた。♯まめてるつれてる はもちろんのこと、風にあおられまくって「まめてるあばれてる」になっていたことを記録しておく。


ナルシストでしばし休憩して、西へ向かい農免道路から尾田の丸池水源方面へ。
曲がり口がわかりにくいけれど、「尾田」の案内板が目印。


尾田川公園。




水源はこの近辺にあり、私は同行者の案内で辿り着くことができたけれど、とてもわかりにくい場所にあって、案内表示などもない。
おそらく地域に住む人たちの憩いの場として大切にされているからこそだと思われたので、詳しい場所の記載は控えたい。
水源に行ってみたい!という方は、足を運んでぜひ探してみてください。

尾田の丸池水源







尾田の丸池を後にして、玉名方面へ。
玉名方面へ行くなら、あのハンバーグが食べたい!と思っていて、今回その店へ行く予定だったけれど、出発が遅かったこともあり昼食時間をだいぶ過ぎてしまったこともあって、目的のお店に着いてみたら「本日の営業は終了しました。」の看板がかかっていた。
過去にも、別のお店のハンバーグを食べに自転車で出かけて、腹ペコでようやく辿り着いたものの定休日だった、ってことがあって、その時といい今回といいハンバーグには泣かされる運命にあるらしい。
隣のラーメン屋さんも昼の営業が終わっていて、一気に疲れが押し寄せてしばしボーゼン…
同行者が、どこか開いている店はないかと近辺を探索したところ、別のラーメン屋さんが開いていたのでそこでようやく昼食にありつけた。
なぜここまで写真がなく文章だけなのかというと、暑さと山越えですっかりお疲れモードになっていたからで、訪れたラーメン屋さんも「撮影禁止」の札が掲げられていてご飯の写真も撮れず、さてこれからどうやって帰ろうかとそんなことばかり考えていたからである。

結局、玉名から木葉を抜け、菱形へ。
途中の国道208号線が、大型車が多い上に路側帯が狭いので歩道を通行したけれど、その歩道もよくわからないところでいきなり切れたりしていて自転車で走るには身の危険を感じたので、次からは多少きつくても山を越えて帰ってこようと思った。



菱形から北熊本変電所の脇を通って、ゆうかファミリーロードへ戻ってそのまま自宅に帰った。

考えてみれば、ロングライドは2013年の相良路サイクリングのスタッフをしたのが最後で、その時は人を連れて行く役目だったから、私的なサイクリングはいつぶりだったんだろう。
今置かれている状況は、大変だけどとても楽しいし、自転車の世界にある意味どっぷり浸かっている。でも自分の足でペダルを回して行くサイクリングは、他の何にも変えられないことがよくわかった。
またこうやってサイクリングに行けるといいな。


走行距離 74.97km

2 件のコメント:

  1. 新港に行くときに、右手に見える山ですか?
    あそこ登れるんだろうか?なんて思ってましたよ。
    今度行ってみよ。(笑

    返信削除
    返信
    1. ヒラカワトモミ2014年6月23日 9:54

      おいさん
      そうそう、それです。熊本市の西に位置する金峰山という山で、熊本市中心部から20分程度で麓まで行ける上に、上るルートがたくさんあります。
      特に夏目漱石の「草枕」に登場する「峠の茶屋」まで行くのが定番で、行けば誰かしら自転車乗りに会う、というぐらい熊本市内の自転車乗りには有名な山です。

      削除

カバ子のブログへようこそ!
コメントありがとうございます。
いただいたコメントには必ず返信させていただきますので、
しばらくお待ちくださいね。